汗をジャージに逃がす

ベースレイヤーの特性は、汗を吸い取ってジャージに逃がし、水分が肌に滞留しないことで不快感が軽減。また汗冷えによる体温低下が抑えられるためパフォーマンス維持にも役立ちます。「長時間のライドで不快な思いをしたくない！」「汗冷えで体調を崩したくない！」といった場合はインナーの着用がオススメです。

肌への負担を軽減

素肌でビブショーツを着ると、肩紐で肌が擦れてしまうことがありますが、ベースレイヤーを着用し、肩紐を通すことでその不快感を抑えることができます。

透け感が気になる

色や素材が薄いジャージの場合、ベースレイヤーを着用することで素肌が透けることを回避できます。また走行中ジッパーを下ろしても、ベースレイヤーを着用していれば、周囲の目はそれほど気にならなくなります。

サイズ感が最も大事に

素肌から隙間なく汗を吸い上げられるように、サイズはタイトフィットのものがオススメです。またジャージもゆったりしていると、インナーが排出した汗を適切に蒸散させてくれません。そのため、ジャージもフィットしている方がより効果があります。

水分を繊維の外へ押出すパワー

ポリプロピレン、ポリアミドなどの化学繊維は、汗を繊維の外側へ押し出し、繊維を通過した汗は逆戻りすることなく、ジャージの繊維を介して空気中へと発散されていきます。その一連の作用によって、肌面は常にサラッとした状態を保ち、ウェアが体にベタっと張り付くことを防いでくれます。

汗を排出する流れ

皮膚から出た汗を吸い取ってベースレイヤーの外側に排出し、表面の撥水加工により水分を内側に逆流させません。そして排出された汗はジャージに吸収され発散し、外気で自然乾燥をします。